西九州新幹線「かもめ」どんな列車なのか 伝統の特急の名を継承

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西九州新幹線の新車両「かもめ」=山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で2021年12月22日午後2時29分、脇山隆俊撮影
西九州新幹線の新車両「かもめ」=山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で2021年12月22日午後2時29分、脇山隆俊撮影

 9月に開業する九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線)を走る「かもめ」。その列車名は、1961年に運行開始し長年親しまれてきた博多―長崎を結ぶ特急「かもめ」の名前を受け継ぐ。どんな列車なのか。

 車両は、JR東海のN700Sを採用し、1編成6両で運行する。地震時はブレーキの距離を短縮し、長時間停電時もバッテリー自走システムで自力走行できるなど安全性や異常時の対応力を強化。全ての座席にモバイル用コンセントを設置して利便性を高め、多目的室や多機能トイレはバリアフリーにも対応している。先頭車両は走行抵抗…

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