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沖縄復帰50年

2022年5月15日、沖縄は本土に復帰して50年を迎えます。何が変わり、何が変わっていないのか。沖縄の歩みと「今」を伝えます。

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基地問題を語ると「売国奴」 やまない沖縄蔑視、広がる無知

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米軍属の男に殺害された女性が遺棄された現場で手を合わせる吉田勝広さん=沖縄県恩納村で2022年4月22日午後0時40分、喜屋武真之介撮影
米軍属の男に殺害された女性が遺棄された現場で手を合わせる吉田勝広さん=沖縄県恩納村で2022年4月22日午後0時40分、喜屋武真之介撮影

 「売国奴!」「日本から出て行け!」。2013年1月の東京・銀座。米軍輸送機オスプレイの沖縄配備撤回を訴え、デモ行進していた人々に、日の丸を掲げる集団から侮辱的な言葉が浴びせられた。

 12年10月に強行されたオスプレイの配備。沖縄では党派を超えて反対の声が上がり、この日のデモには沖縄県内の全市町村から首長や議員らが参加した。そんな「沖縄の総意」に投げつけられた差別的な言葉。当時、県議として行進に加わった吉田勝広さん(77)は「また沖縄蔑視が始まったかと思った」と振り返る。

「日本語は読めるか?」

 沖縄本島北部の金武(きん)町で育った吉田さんは高校卒業後の1964年に上京し、建設現場で働いた。沖縄は米国統治下。一方、日本は東京オリンピックを前に巨大な構造物が次々と造られ、「すごい国だ」と思った。だが、職場では上司から「おい、…

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【沖縄復帰50年】

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