高校生「私の推し本」書店にコーナー 「手に取りたくなる」ポップも
毎日新聞
2022/5/12 13:49(最終更新 5/12 20:50)
有料記事
1323文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「私の推しは、この本」――。兵庫県立川西北陵高校の生徒が推薦する新書などの書籍が並ぶコーナーが、地元の紀伊国屋書店川西店(川西市栄町)に設けられ、好評だ。生徒たちが推しの理由を書いた手作りのポップ広告を、本とともに展示。インターネットによる購入が広がる中、「本の魅力とともに書店で手に取って選ぶ楽しさも伝えたい」。そんな願いが込められている。
コーナーで紹介する新書などは33冊。テーマは脱走兵、地球温暖化、花粉症、Jポップとダンス、羽生結弦選手――などさまざまだが、スマートフォンや友人関係、承認欲求といった生徒には身近なものを取り上げた本が多い。生徒35人が作ったポップ広告が添えられ、本の魅力をイラストなども交えて紹介。「私はスマホの使用時間が約3時間も減りました」(新潮新書「スマホ脳」)、「生きていくための処方箋」(ちくまプリマー新…
この記事は有料記事です。
残り951文字(全文1323文字)