米消費者物価8.3%上昇 高水準1年継続 4月

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 米労働省が11日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8・3%上昇し、歴史的高水準の物価上昇(インフレ)が続いていることを示した。一時的との観測もあった米国の高水準のインフレは1年にわたって続き、消費者や企業の間で「今後も物価は上がる」との見方が定着する可能性が出ている。

 4月のCPI上昇率は40年3カ月ぶりの水準となった3月(8・5%)からやや縮小した。上昇率が前月を下回るのは2021年8月以来8カ月ぶりだが、その要因は比較対象となる21年4月が高水準の物価上昇が始まったタイミングのため。バイデン大統領は11日、「インフレが穏やかになったのは心強いが、容認できない高さが続いていることに変わりはない。経済政策の最重要課題だ」との声明を出し、インフレ抑制に全力をあげる考えを強調した。

 ロシアのウクライナ侵攻に伴い原油価格などが高止まりし、4月のエネルギー価格の上昇率は30・3%。半導体不足に伴う自動車メーカーの減産が響き、新車は13・2%、中古車も22・7%上昇した。食料品の上昇率は9・4%で前月(8・8%)を上回った。

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