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子どもを育てたい――。そう願うLGBTなど性的少数者に、「里親」という選択肢があることが徐々に知られてきている。実際に里親になることを検討している女性カップルに話を聞いた。
虐待や親の病気など、さまざまな事情で実の親と暮らせず、社会的な養護が必要な子どもたちがいる。里親とは、そうした子どもについて、児童相談所(児相)から養育委託を受け、家庭で育てる人を指す。里親になるための主な要件は、経済的に困窮していないことなど。法律上、婚姻しているかどうかは要件になっておらず、同性カップルを排除していない。
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