特集

ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

特集一覧

「戦争は私の小さな幸せを奪った」 避難民が人口の3割、リビウの今

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
仮設住宅で暮らすクリスティーナさん一家=ウクライナ西部リビウで2022年5月10日、三木幸治撮影
仮設住宅で暮らすクリスティーナさん一家=ウクライナ西部リビウで2022年5月10日、三木幸治撮影

 ロシア軍による侵攻を受け、ウクライナ各地から多くの避難民が集まる西部リビウ。ポーランドに近く、戦争の被害が少ないことが理由だ。露軍が首都キーウ(キエフ)近郊から撤退したことを受け、一部の人々は故郷に戻ったが、戦闘が激しい東部などから今でも1日約1000人が流入する。人口の約3割を避難民が占める街の現状を追った。

「普通の生活はあきらめている」

 今月6日。市南西部の大学構内に、約100人が入居できる仮設住宅がオープンした。「少し暮らしが楽になりました」。市内の避難所から家族4人で移動したクリスティーナさん(29)は笑顔を見せる。

 自宅は南部ミコライウ。露軍の戦闘機が上空を飛び回り、毎日、爆発音が聞こえる状況におびえ、3月末にリビウに避難した。実は、2014年までは東部ルガンスク州に住んでいたという。親露派武装勢力とウクライナ軍の戦闘が始まったため、ミコライウに退避しており、避難はこれで2回目だ。

 クリスティ…

この記事は有料記事です。

残り1267文字(全文1675文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集