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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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知床観光船、ずさんな安全管理 教訓生かさず、国交省文書で指摘

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羅臼沖で捜索を続ける海上保安庁の巡視船。奥は国後島=北海道羅臼町で2022年5月10日、貝塚太一撮影
羅臼沖で捜索を続ける海上保安庁の巡視船。奥は国後島=北海道羅臼町で2022年5月10日、貝塚太一撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故を巡り、運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)の運営実態の問題が次々と浮上する中、国土交通省は13日、過去に事故を起こした際の指導文書などを公開した。同社は定点連絡を日常的に怠るなど安全管理の不備が指摘されているが、文書からはこうした問題点が以前から指摘されていたことが明らかになった。指導が生かされず、改善の約束がおざなりにされている形で、国交省は「監査のやり方などを反省し、見直す部分が出てきた」としている。

 カズワンは2021年5月15日と6月11日、見張りが不十分で浮遊物に衝突したり座礁したりする事故を起こしていた。その後、国交省北海道運輸局は特別監査を実施し、改善を指導していた。

 13日に公開された21年7月20日付の文書で北海道運輸局は、5月の事故…

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【知床観光船事故】

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