陸上 昨年3月に交通事故で重傷 復活の証し、競技会出場へ 東京五輪聖火ランナー 野坂千恵子さん /山口

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坪井さん(左)と一緒に練習に励む野坂さん
坪井さん(左)と一緒に練習に励む野坂さん

「目標あれば頑張れる」

 2021年の東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれた後、聖火リレーを目前に交通事故で重傷を負った田布施町の視覚障害者ランナー、野坂千恵子さん(63)がつらい入院・リハビリ生活を乗り越え、山口市で15日に開催予定の「全国障害者スポーツ大会派遣選手選考会」に出場する。元気になった姿を観衆に披露して「目標がある人は頑張れるということを伝えたい」と意気込む。

 先天性の弱視で25歳の時、医者から失明の可能性を告げられた。絶望から救ってくれたのは「光があるうちに頑張った証しを残そう」と30歳で始めた陸上競技。40代で右目の光を失い、今は左目が薄ら見える程度だが、全国大会出場を目指して走り続け、東京五輪の聖火ランナーにも選ばれて柳井市を走る予定だった。

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