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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む28人が犠牲になりました。

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熱海土石流 遺族「非常に納得」 第三者委「行政の失敗」指摘に

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土石流発生から72時間が過ぎても懸命に続く捜索活動=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月6日、本社ヘリから撮影
土石流発生から72時間が過ぎても懸命に続く捜索活動=静岡県熱海市伊豆山で2021年7月6日、本社ヘリから撮影

 「記録が十分に残っていなかった」―。静岡県熱海市伊豆山の土石流災害で、行政対応を検証してきた県の第三者委員会は、13日公表の最終報告書で、焦点となっていた2011年の手続きの是非を解明できなかった。一方で「行政対応は失敗」とする最終報告の指摘には、犠牲者遺族から「私たちの思っていた通りだ」と高く評価する声が上がった。【皆川真仁、深野麟之介】

 崩落の起点となった盛り土があった土地の前所有者に対し、市は防災対策を実施するよう措置命令を出す方針を決めながら、なぜ見送ったのか。その判断の是非と経緯が最終報告でどこまで解明されるのか注目されていた。

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