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四つの国には熱意を持った人々がいる。四国人(しこくびと)を紹介する。

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/210 阿波しじら織協同組合理事長 長尾伊太郎さん(58) 常に時代追い新商品 /四国

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四国経済産業局長から功労賞の表彰を受けた長尾伊太郎さん=徳島市国府町和田で2022年4月14日午前11時23分、植松晃一撮影
四国経済産業局長から功労賞の表彰を受けた長尾伊太郎さん=徳島市国府町和田で2022年4月14日午前11時23分、植松晃一撮影

長尾伊太郎(ながお・いたろう)さん

 綿布の特長である肌触りに加え、表面に「しぼ」と呼ばれる凹凸があって風通しも良く、暑い夏も涼しく過ごせると評判の「阿波しじら織」。生産者で作る協同組合理事長として2021年秋、四国経済産業局長から功労賞表彰を受けた。

 1897(明治30)年創業の「長尾織布(おりふ)」(徳島市)の4代目で、伝統工芸士。糸の藍染めから糸繰り、機織りなど一貫生産する工房で、機織り機の音などを聞きながら育った。東京での学生生活や京都でのアパレル会社勤めを経て、Uターンした。

 阿波しじら織は明治維新のころ、徳島県内で考案された織物。普段着に使う生地として愛用されてきた。しじら織のうち、天然の阿波藍染料を使った「阿波正藍(しょうあい)しじら織」は1978年に国の伝統的工芸品に指定された。

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