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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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プーチン氏「核のカバン?」チラ見せ 実戦の可能性は

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ロシアの自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー党首の葬儀に訪れたプーチン大統領(中央)。側近が手にする黒いカバンは「核のカバン」ではないかと注目された=モスクワで2022年4月8日、AP配信の動画より
ロシアの自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー党首の葬儀に訪れたプーチン大統領(中央)。側近が手にする黒いカバンは「核のカバン」ではないかと注目された=モスクワで2022年4月8日、AP配信の動画より

 あれは「核のカバン」なのか。ロシアのプーチン大統領の側近がたびたび手にしている黒いカバンだ。ウクライナへの侵攻後、地元テレビなどで露出が目立つ謎のカバン。海外メディアが注目し、「核のボタン」が内蔵されているとの臆測も出る。プーチン氏の脇でチラリと見せる、ロシアの意図は何か。日本国際問題研究所軍縮・科学技術センター(東京都千代田区)の戸崎洋史所長に見解を尋ね、ナガサキ以来となる核兵器実戦使用の可能性を考えた。【賀有勇】

80年代開発、謎の内部構造

 カバンの存在がひときわ目を引いたのが、4月8日にモスクワで営まれたある人物の葬儀だ。その人物とは、ロシアの極右政党、自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー党首。1990年代、北方領土の返還を求め続ける日本に対して「新たなヒロシマ、ナガサキをつくりだす」などと発言し物議を醸したことで知られている。

 この葬儀に参列したプーチン氏は赤い大きな花束を手に持ち、ひつぎに歩み寄っていった。すると、…

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【ウクライナ侵攻】

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