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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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邦銀、あらわになったロシアリスク 与信残高1兆円、損失拡大の恐れ

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大手銀行の看板=東京都江東区で2021年3月5日、久田宏撮影
大手銀行の看板=東京都江東区で2021年3月5日、久田宏撮影

 ウクライナ侵攻に伴う経済制裁で見通しが立たなくなったロシアでのビジネス。銀行業にも影響は及び、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの大手銀行3グループは16日までに発表した2022年3月期決算で、ロシア企業に投融資したお金が回収できない場合に備えた「引当金」を計約3000億円計上した。戦争激化や経済制裁強化でロシアの信用力が一層低下すれば、損失はさらに膨らむ可能性がある。

ロシア、信用低下

 3行のロシア向け投融資などの与信残高は、三菱UFJが約3100億円、三井住友が約3500億円、みずほも約3500億円で合計すると約1兆円に上る。

 銀行は債権を回収できない事態に備え、引当金を足元の決算に費用として計上する必要がある。ロシアは経済制裁で国債がデフォルト(債務不履行)に近い状態に陥り、国自体の信用が低下。22年3月期決算でロシア向けの引当金は三菱UFJが約1350億円、三井住友が約750億円、みずほが約970億円に達した。

 邦銀のロシア向け債…

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【ウクライナ侵攻】

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