森と海からの手紙

2便 群馬・御巣鷹の尾根 人々が集い来る「聖地」 慰霊登山の傍ら、整備続く

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
カラマツの森をスコップやツルハシを手に整備に向かうダン組の面々=御巣鷹の尾根で2022年5月3日、萩尾信也撮影
カラマツの森をスコップやツルハシを手に整備に向かうダン組の面々=御巣鷹の尾根で2022年5月3日、萩尾信也撮影

 「生死一如(しょうじいちにょ)」。生と死は一対のものとして、いのちを明日へと育んでいく。倒木の根元から再生してくひこばえのように……。

 長野、埼玉と県境を接する群馬県上野村は、森林が98%を占める山間の村である。その最深部にある浜平集落から車で十数キロを走り、さらにつづら折りの急峻(きゅうしゅん)な山道を歩いて登ること40分。標高1539メートルの稜線(りょうせん)に「昇魂之碑」が建立された「御巣鷹(おすたか)の尾根」にたどり着く。

 その尾根に、東京発大阪行きの日本航空ジャンボ機が墜落したのは、1985年の盆休みの前日だった。

この記事は有料記事です。

残り1652文字(全文1919文字)

あわせて読みたい

ニュース特集