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ジャイアントパンダが食べ残した竹を水産資源の回復に役立てようと、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は17日、竹の枝と葉を使ったアオリイカの産卵床を同町の海に設置した。卵のふ化が終わる8月まで定期的に観察を続け、効果があれば来年以降も続ける考えだ。同園は「アオリイカに気に入ってもらい、豊かな白浜の海の保全に貢献できれば」と期待している。
現在7頭のパンダを飼育する同園では、2019年から食べ残した竹の有効利用を図る「パンダバンブープロジェクト」に取り組んでいる。年間に発生する食べ残しは竹の幹が約50トン、枝葉が約50トンで、竹の幹は竹あかりや園内の建材などに役立てているが、枝葉については、活用先が少なかったという。
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