マタギの技、女性がつなぐ 小国、担い手不足直面 6年かけ仲間、慣習乗り越え /山形

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山形県小国町で女性マタギになった蛯原紘子さん
山形県小国町で女性マタギになった蛯原紘子さん

 東北地方などの山岳地域で、集団で狩りをする「マタギ」が、若者の流出や人口減少による技術や文化の担い手不足に直面している。山形県の豪雪地帯に位置し、町全体が森林に覆われた小国町では、女性がマタギとして迎え入れられ、猟銃を手に仲間と獲物を追う。長く女人禁制の慣習が続いた世界で、女性が文化伝承の希望になりつつある。

 熊本市出身で、山形市の大学で日本画を学んだ蛯原紘子さん(37)は、10年前、同町のマタギになった。大学時代に教授に誘われ、狩りを見たことがきっかけだ。当時を「飼育されていないクマが山の中で自由に動いている特別な光景だった」と振り返る。

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