クラフトデザイン、歩み回顧 戦後の運動、作品など100点紹介 甲賀・陶芸の森陶芸館で来月9日まで /滋賀

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日根野作三が1959年にデザインした「灯籠」。展示品は日根野の設計図をもとに、今展に合わせ復元したもの=滋賀県甲賀市信楽町勅旨の県立陶芸の森陶芸館で、礒野健一撮影
日根野作三が1959年にデザインした「灯籠」。展示品は日根野の設計図をもとに、今展に合わせ復元したもの=滋賀県甲賀市信楽町勅旨の県立陶芸の森陶芸館で、礒野健一撮影

 信楽のクラフトデザインのあゆみを振り返る特別展「JAPAN STYLE」が県立陶芸の森陶芸館(甲賀市信楽町勅旨)で開かれている。今秋の信楽窯業技術試験場(信楽町長野から同町勅旨へ)移転を記念したもので、戦後に陶磁器産業復興を目指して始まったクラフトデザイン運動から現代作家たちの活躍までを、作品や史料など約100点で紹介する。6月9日まで。【礒野健一】

 クラフトデザイン運動とは、戦後の物不足で粗製乱造状態となった陶磁器産業を高品質でデザイン性のある物作りで復興させようと、1950年代に始まった。火鉢需要が頭打ちとなって低迷期に入っていた当時の信楽では、試験場嘱託として招へいした陶芸デザイナーの日根野作三(1907~84年)らが中心となって、新たな器作りの風を巻き起こしていった。

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