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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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ウクライナ情勢の今後語る 関心の持続、終息への近道 神戸学院大・岡部教授 /兵庫

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著書を手にする神戸学院大の岡部芳彦教授=神戸市中央区で、関谷徳撮影
著書を手にする神戸学院大の岡部芳彦教授=神戸市中央区で、関谷徳撮影

 ロシアによるウクライナ侵攻から3カ月になろうとしているが、戦闘状態は続いており、終息の気配は不透明なままだ。ウクライナの政治や経済に詳しい神戸学院大経済学部の岡部芳彦教授(48)に、今後の情勢を聞いた。【関谷徳】

 岡部さんは、ロシアの「入国禁止リスト」に岸田文雄首相や林芳正外相、報道関係者らとともに名前が挙がった。日露大学協会人材交流委員を務め、日本とロシアの学生交流に深く関わっているだけに「すごく驚いた」と動揺を隠せない。活動はロシア大使館にも高く評価されていたといい、「ロシアとウクライナの懸け橋になろうとしたことを考慮する余裕すらなくなっているのでは」との見方を示す。

 侵攻の背景には「プーチン大統領のゆがんだ愛国主義に基づく妄想の歴史観がある」と指摘する。2021年7月、プーチン大統領が発表したロシア、ウクライナ人の「歴史的一体性」に関する論文がその典型例とする。文中では「ウクライナの主権はロシアあってこそ」「(ウクライナ東部で)ロシア人への迫害があった」と主張。ソ連時代は大国を自負できた存在感が弱まり、「先の大戦でナチスを倒したロシア」との誇りと愛国主義が「…

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【ウクライナ侵攻】

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