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沖縄復帰50年

2022年5月15日、沖縄は本土に復帰して50年を迎えました。何が変わり、何が変わっていないのか。沖縄の歩みと「今」を伝えます。

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日本復帰50年 祝賀ムードなく 沖縄を犠牲にしない国防を=比嘉洋(那覇支局)

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米軍普天間飛行場の移設先となっている沖縄県名護市辺野古沿岸部=2月15日、本社機「希望」から
米軍普天間飛行場の移設先となっている沖縄県名護市辺野古沿岸部=2月15日、本社機「希望」から

 私のふるさと沖縄が、15日に日本復帰50年を迎えた。だが、本来の復帰を果たせたのかどうかと考えると、50年たった今も答えはノーとしか言えない。米軍基地の過剰な負担に苦しむ状況は復帰前と変わらず、沖縄の人は、国家の安全保障と自分の暮らしの安寧にどう折り合いをつけるのか、そのはざまで悩み続けているからだ。国防の負担を、苛烈な地上戦と米国統治を必死に乗り越えたこの島に背負わせ続けるのか。この節目に国民全体で考えてもらいたい。

 沖縄県民の大多数は復帰を肯定的に捉えているが、これからも「基地の島」であり続けなければならない現実を前に、祝賀ムードはほとんどない。

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【沖縄復帰50年】

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