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3年ぶりに行動制限がなく多くの人出があった大型連休が終わり、沖縄県で新型コロナウイルスの感染が再拡大している。人口10万人当たりの感染者数は全国平均の約5倍に上り、再びまん延防止等重点措置などの規制も視野に入る。沖縄以外の感染者数の増減はばらつきがみられるが、専門家は短期間で感染が急拡大するケースも想定して、マスクや手洗いなどの基本的な対策の徹底を呼びかけている。
連休明け最初の週末となった14日、那覇市の観光地・国際通りでは多くの観光客が行き交った。大阪市淀川区から来た男性(59)は「感染者は増えているが、以前からホテルを予約していたから来た」と話した。商店主らはにぎわいが戻る街に安堵(あんど)する一方、不安も隠せない。土産物店の男性店長(43)は「修学旅行生も戻っているが、感染者が増えて行動制限が出るようなことは避けてもらいたい」と通りを見つめた。
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