千葉県産でも再開うれしい 豚熱で停止、栃木のイノシシ肉加工施設

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5種類の包丁を使い分け、イノシシ肉を切り分ける高沢さん(右)=栃木県那珂川町和見の町イノシシ肉加工施設で2022年4月26日午後2時34分、渡辺佳奈子撮影
5種類の包丁を使い分け、イノシシ肉を切り分ける高沢さん(右)=栃木県那珂川町和見の町イノシシ肉加工施設で2022年4月26日午後2時34分、渡辺佳奈子撮影

 栃木県内の養豚場で昨年から豚熱の感染が3例相次ぎ、県内で唯一、イノシシ肉を売り出す那珂川町では肉の加工施設の稼働停止を余儀なくされた。培った加工技術を生かしつつ、食文化をつなぐため、4月から県外産のイノシシ肉を利用し、出荷を再開した。地元では「他県産でもイノシシ肉の販売再開はうれしい」と歓迎の声が上がっている。【面川美栄、渡辺佳奈子】

 昨年4月と今年3月、那須塩原市と那珂川町の3カ所の養豚場で豚熱の感染が確認され、3場で計4万頭以上が殺処分された。農林水産省の研究チームによると、野生のイノシシが媒介して流行が拡大した可能性がある。肉加工施設への地元産イノシシの搬入は自粛が要請され、施設は昨年10月から稼働を停止せざるを得なくなった。

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