「幼稚な問題多い」不適切発言の署長ら処分 和歌山県警パワハラ自殺

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前署長らのパワハラが一因で、署員が自殺した和歌山県警和歌山北署=和歌山市で2022年5月18日午後7時24分、橋本陵汰撮影
前署長らのパワハラが一因で、署員が自殺した和歌山県警和歌山北署=和歌山市で2022年5月18日午後7時24分、橋本陵汰撮影

 和歌山県警和歌山北署(和歌山市)の40代男性署員が3月、庁舎内で自殺を図って死亡した問題を巡り、県警は18日、自殺した署員ら2人にパワハラをしたとして、当時署長だった湊隆弘警視(59)=警務部付=を停職6カ月の懲戒処分とした。また、自殺した署員の精神状況が不安定だと報告を受けながら放置し、別の署員3人にパワハラをしたとして当時副署長だった馬倉実警視(55)=科学捜査研究所副所長=を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。県警は「署員の自殺はパワハラが一因」としている。

 県警監察課によると、湊前署長は2021年10月~22年3月、課長級幹部が出席する署の幹部会で「(自殺した署員の)課だけ幼稚な問題が多い」と罵倒したり、幹部会でこの署員の課だけ部下を同席させ、署員の能力を疑問視させたりする嫌がらせを繰り返した。馬倉前副署長は21年5月、40代の署員ら3人に「報告もようせんのか。報告できない、能力がないなら辞めてしまえ」とののしった。

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