闘牛場に響く「カルメン」 市民ら50人協演、小千谷でオペラ 日本初の試み、観客600人魅了 /新潟

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オペラ舞台に早変わりした闘牛場。舞台後方に管弦楽団の姿も見える=新潟県小千谷市の小千谷闘牛場で2022年5月14日、内藤陽撮影
オペラ舞台に早変わりした闘牛場。舞台後方に管弦楽団の姿も見える=新潟県小千谷市の小千谷闘牛場で2022年5月14日、内藤陽撮影

 伝統習俗「牛の角突き」が開かれる小千谷闘牛場(小千谷市小栗山)で14日夜、オペラ「カルメン」が上演された。闘牛場を舞台にした公演は日本初。プロの歌手と役に扮(ふん)した市民合唱団員が協演し、観客約600人は幻想的な野外舞台に響き渡る歌声に酔いしれた。【内藤陽】

 ビゼー作曲のカルメンは、フランスオペラを代表する演目。闘牛やフラメンコの本場、19世紀のスペイン・セビリアを舞台に、気性の激しい恋多きロマのカルメンと、婚約者がいながらカルメンに夢中になってしまう衛兵伍長の織りなす愛憎劇だ。カルメンが登場場面で歌う魅惑的な「ハバネラ(恋は野の鳥)」や勇壮な「闘牛士の歌」などの名曲で知られる。

 闘牛場での公演は小千谷市出身のオペラ歌手、品田広希さんが企画し、公演監督と闘牛士役を務めた。市民ら約50人が街の子どもや衛兵、たばこ工場の女子工員役などで出演。フランス語の歌詞には、電光掲示板で日本語字幕を表示した。

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