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九州・沖縄の上場地方銀行13社の2022年3月期決算が出そろい、約7割に当たる9社で最終(当期)利益が前期より増えた。地元企業への融資が堅調に推移し、金利収入が伸びた。店舗の統廃合や人件費などの経費削減も利益を押し上げた。減益は宮崎銀行など3社で、新型コロナウイルス感染拡大で融資先の経営破綻に備える与信費用を積み増したことが響いた。
売上高に相当する経常収益は大分銀行や南日本銀行など7社で減少した。佐賀銀行や九州フィナンシャルグループ(FG)など5社は増加した。おきなわFGは持ち株会社に移行したため、前期と比較ができなかった。
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