亡き母の思い継ぎ 現役最年少の女流棋士・鎌田美礼さんの決意

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目標を書いた色紙を手にする鎌田美礼さん=茨城県取手市役所で
目標を書いた色紙を手にする鎌田美礼さん=茨城県取手市役所で

 茨城県取手市立戸頭中学2年の鎌田美礼さん(13)が、5月1日付で将棋の女流棋士2級になった。日本将棋連盟によると、64人いる現役女流棋士の中では鎌田さんは最年少。17日に藤井信吾市長に報告に訪れ、将来タイトルに挑む決意を語った。

 鎌田さんは6歳の時に父敦胤(あつたね)さん(50)から将棋を教えられ、小学2年ごろから師匠の石田和雄九段が師範を務める柏将棋センター(千葉県柏市)に通った。4年生から女流棋士を養成する日本将棋連盟の「研修会」に入り研さんを積んできた。

 だが、道のりは平たんではなかった。小学6年のとき母を病気で亡くしてからはスランプに陥り、降級を経験。研修会を休会した時期もあった。小学校の頃は「やらされている感じ」もあった将棋だったが、中学入学後は、亡き母が望んでいた女流棋士を目指そうと決心した。力をつけて関東研修会C1クラスで今年1月以降16勝6敗の成績を上げ、女流2級の資格が得られるB2クラスに昇級。プロになれることが決まり、「安心した気持…

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