- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

山口市の湯田温泉「山水園」で19日に始まった第80期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局。国の登録有形文化財の旅館には1958年1月に指された第7期王将戦第2局と、67年5月に指された第26期名人戦第5局で使われた将棋盤が保管されている。
将棋盤の裏には対局者の揮毫(きごう)があり、王将戦は「名人 王将 九段 升田幸三」と「前名人 大山康晴」。九段とはタイトルの「九段戦」(現在の竜王戦)のことで、升田幸三・実力制第四代名人が当時、三つしかなかったタイトルを独占していたことを表している。名人戦の方は「名人 大山康晴」と「八段 二上達也」の揮毫が見える。
今回の立会の桐山清澄九段(74)は小学3年の夏休み、奈良県の自宅近くに避暑に来ていた升田の指導対局を受け、4年生になると上京して升田の内弟子になった。しかし、思わぬ敵がいた。学校での「東京弁」だ。同級生としゃべっても言葉が分からず、夜、毎日のように母親に長距離電話をした。「こんなに意気地のないことでは、プロの世界でやっていくのは無理だろう」と、升田に見切りをつけられた。だが、大棋士への弟子入りは…
この記事は有料記事です。
残り299文字(全文797文字)
時系列で見る
-
名人戦第4局、消費時間の差広がる 午前のおやつはケーキとフルーツ
82日前 -
名人戦第4局再開 斎藤慎太郎八段の封じ手は8八香
82日前 -
第80期名人戦 第4局 斎藤、長考で封じ手
83日前 -
第80期名人戦七番勝負 挑戦者・斎藤慎太郎八段-渡辺明名人 第2局の12
83日前 -
名人戦第4局、均衡の1日目 斎藤が65手目を封じる
83日前 -
名人戦第4局1日目終わる 大石七段の封じ手予想は「8八香」
83日前動画あり -
名人戦第4局、驚きの手の応酬 渡辺も斎藤も長考に沈む
83日前動画あり -
名人戦第4局、斎藤が1時間超の長考 おやつはともにケーキ
83日前 -
立会の桐山清澄九段 「56年間、いい棋士人生」 名人戦第4局
83日前動画あり -
最初の師匠・升田や大山の揮毫に桐山九段しみじみ 名人戦会場の山水園
83日前動画あり -
名人戦第4局の昼食 斎藤は「西京はもまぶし」、渡辺は「海鮮丼」
83日前 -
第80期名人戦 第4局 相掛かりの戦いに
83日前 -
名人戦第4局午前のおやつ 渡辺はケーキ、斎藤は小郡饅頭
83日前 -
先手番は斎藤慎太郎八段 初めて相掛かりに 名人戦第4局
83日前 -
名人戦第4局 駒の手触りなど確認 山水園を下見 渡辺名人と斎藤八段 /山口
84日前 -
第80期名人戦七番勝負 挑戦者・斎藤慎太郎八段-渡辺明名人 第2局の11
84日前 -
第80期名人戦 きょうから第4局 渡辺王手か、斎藤タイか
84日前 -
名人戦第4局、19日開始 山口・湯田温泉「山水園」で検分
84日前 -
第80期名人戦七番勝負 挑戦者・斎藤慎太郎八段-渡辺明名人 第2局の10
85日前