オーストラリア総選挙、21日投開票 有権者は気候変動対策を注視

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森林火災で燃えた場所を説明するオーストラリア東部ブルーマウンテンズ市のサラ・レッドショー副市長=同市で2022年5月18日午後0時57分、石山絵歩撮影
森林火災で燃えた場所を説明するオーストラリア東部ブルーマウンテンズ市のサラ・レッドショー副市長=同市で2022年5月18日午後0時57分、石山絵歩撮影

 オーストラリアの総選挙は21日に投開票される。世論調査では野党・労働党が優勢で、与党・保守連合(自由党、国民党)からの9年ぶりの政権交代が起きるかが焦点となっている。経済対策が大きな争点となる一方、気候変動の影響も深刻で、対策に消極的な現政権にいらだちを募らせる有権者が少なくない。

 「10年以上前に行動ができたはずだ」。最大都市シドニーから車で約2時間弱にある観光地、ブルーマウンテンズ。2000年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録されたこの山脈があるブルーマウンテンズ市のサラ・レッドショー副市長は、あきれた顔で話した。レッドショーさんは3人いる副市長の一人で、21年末に環境問題に力を入れる緑の党から出馬し、当選した。

 市内では13年と19年に大きな山火事があり、ユネスコの諮問機関、国際自然保護連合(IUCN)によると、19年の山火事では世界遺産登録地域の8割が燃え、多くの生物が影響を受けた。

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