最後の時間「ゆりかご」で 赤ちゃん用ひつぎ 娘亡くした女性が考案

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赤ちゃん用ひつぎ「まゆのゆりかご」を抱く住吉育代さん(右)と大川七恵さん=千葉県船橋市で2022年4月22日午後4時38分、真田祐里撮影
赤ちゃん用ひつぎ「まゆのゆりかご」を抱く住吉育代さん(右)と大川七恵さん=千葉県船橋市で2022年4月22日午後4時38分、真田祐里撮影

 流産、死産によって亡くなった我が子を抱っこし、可愛いひつぎに入れて見送ってほしい――。自身も乳児を亡くした経験を持つ千葉県内の母親らが、カイコのまゆの形をした赤ちゃん用のひつぎを考案し、販売している。「赤ちゃんとの最後の時間を過ごす際に役立ててもらえたら」と話す。【真田祐里】

 ひつぎの名前は「まゆのゆりかご」。千葉県船橋市で仏具店を営む住吉育代さん(44)=同市=が、友人でガラス工芸作家の大川七恵さん(52)=浦安市=と一緒に考案した。

 2人によると、赤ちゃんが短い妊娠週数で亡くなった場合、皮膚が薄いため、亡きがらを直接抱けないことがある。こうした場合でも、丸みを帯びたひつぎに入れれば、赤ちゃんを抱いている感覚を味わうことができる。和紙と絹、ろうを材料としているため、火葬するときれいに燃えるという。

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