阿武町の4630万円誤入金 なぜ容疑者が振込先だったのか

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阿武町役場=山口県阿武町で2022年5月19日、近藤聡司撮影
阿武町役場=山口県阿武町で2022年5月19日、近藤聡司撮影

 山口県阿武町の誤入金を巡って同町の無職、田口翔容疑者(24)が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された事件で、田口容疑者に463世帯分の4630万円が誤って振り込まれたのは、振込先として申請した口座がメガバンクで、金融機関コードの順に並べた際に申請世帯の最初に名前が出たためだったことが、町への取材で判明した。県警は20日、田口容疑者を送検し、自宅などを家宅捜索した。

 町は4月8日、住民税非課税世帯を対象に1世帯10万円が給付される新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金を申請があった463世帯に給付。さらに誤って463世帯分の4630万円を田口容疑者の口座に入金した。田口容疑者は、町のミスによる入金と知りながら、同12日にスマートフォンを操作してオンライン決済代行業者の口座に400万円を振り替え、財産上、不法の利益を得たとして5月18日に逮捕された。

 町によると、給付手続きは本来、…

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