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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

人知れず建つ碑や地名などをよすがに、今につながる大阪の知られざる歴史を掘り起こします。

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/575 東高野街道/66 柏原市~奈良県三郷町 奈良の都への重要路 /大阪

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地蔵堂と峠八幡神社=柏原市峠で2022年5月16日午前11時31分、松井宏員撮影
地蔵堂と峠八幡神社=柏原市峠で2022年5月16日午前11時31分、松井宏員撮影

 亀の瀬地すべり資料室(柏原市峠)から、しばらく坂を上ると右手に道がある。少し先で二股になっていて、左に道を取る。10分ほど歩くと、地蔵堂と峠八幡神社の標柱が現れた。

 その前に竜田道の案内板があり、「地蔵さんが見事」と記してある。どれどれ、とお地蔵さんの尊顔を拝見。きれいな地蔵菩薩(ぼさつ)像だ。傍らの柏原市教委の説明板によると、鎌倉時代末から室町時代初期のものらしい。

 石段を上ると、峠八幡神社の小さなお社が鎮座する。地名が柏原市峠で、竜田道の峠でもある。でも、ここまでほぼ平たんで、地すべり資料室の前の坂がちょっと急だった程度。柏原市立歴史資料館の安村俊史館長が、竹内(たけのうち)街道と比べて高低差が少なく、天皇などの貴人が輿(こし)に乗っても越えられる、とおっしゃっていたのが納得できる。

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