EV元年、軽を投入 低価格化進めば需要増加

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日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽EV「サクラ」(左)と「eKクロスEV」=岡山県倉敷市で20日
日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽EV「サクラ」(左)と「eKクロスEV」=岡山県倉敷市で20日

 国内の大手自動車メーカーが電気自動車(EV)の新車を次々に発表している。20日には日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽自動車EV「サクラ」と「eKクロスEV」を発表した。世界的に脱炭素の流れが加速し、国内市場も今年は「EV元年」と言われるが、果たして売れるのか。

 記者は5月中旬、神奈川県横須賀市の日産自動車追浜工場にあるテストコースを訪ね、今夏に発売予定のサクラに試乗してみた。従来の軽は排気量660㏄以下のガソリン車で「加速があまりよくない」という印象が強かったが、直線でアクセルを踏み込むと一気に80キロまで加速。動力源の電池が車体の下部に搭載されているため、重心が低く非常に安定した走りだ。私の中の軽のイメージは完全にくつがえされた。電池の配置を工夫したことで車内は広く、軽の窮屈さを感じない。

 日産と共同開発した三菱自は2010年に国内初の量産EVとなった軽の「アイミーブ」を個人向けに発売したが人気が出ず、21年3月に生産を終えている。今回はeKクロスEVを今夏に投入し、軽EVの市場開拓に再挑戦する。

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