明石海峡大橋を新幹線が疾走…夢の風景実現 全長26mの巨大模型

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橋脚の中(1階部分)を走り抜けるNゲージの新幹線。実際の橋では2階部分の上面が高速道路となっている=滋賀県守山市で2022年5月13日午前9時44分、礒野健一撮影
橋脚の中(1階部分)を走り抜けるNゲージの新幹線。実際の橋では2階部分の上面が高速道路となっている=滋賀県守山市で2022年5月13日午前9時44分、礒野健一撮影

 明石海峡大橋に新幹線を走らせたい――。そんな鉄道愛好家の情熱で、全長26メートルの明石海峡大橋の巨大模型が完成した。新型コロナウイルス禍の中で「着工」し約2年をかけて組み上げた大作。本物のつり橋と同様にケーブルで橋桁を支える構造で、鉄道模型が通過すると重みで橋脚がたわむリアルさが、鉄道ファンたちのため息を誘う。

 製作したのは鉄道愛好家でつくるサークル「守山鉄道同好会」(滋賀県守山市)。中心となった大津市の観光バス運転手、山岡影光さん(54)は橋が大好きで、長年全国各地の橋を訪ねたり、鉄道玩具「プラレール」を使った橋脚模型を作ったりしていた。2年前に新型コロナが流行すると、仕事がほぼゼロとなり、空いた時間で巨大つり橋に挑み始めた。建築や工学を専門的に学んだことはなく、橋の構造を解説する動画を参考にしながら、鉄道模型「Nゲージ」を走らせることを目標に試行錯誤した。

 つり橋の中でも明石海峡大橋を選んだのには理由がある。…

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