国後島の遺体 もう1人はまだ身分特定されず 知床観光船事故
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、ロシアが実効支配する北方領土・国後(くなしり)島で見つかった2人目の遺体の近くに、「ソヤマアキラ」という名義の身分証があったことが21日、判明した。第1管区海上保安本部が明らかにした。遺体の国籍や性別は不明だが、同姓同名の甲板員が行方不明になっており、同一人物の可能性がある。
1管が外務省経由でロシア側から受けた連絡によると、身分証は日本の免許証だったという。漢字表記や住所の情報は入っていない。
事故を巡っては、これまでに乗客乗員26人のうち乗客14人が見つかり、いずれも身元と死亡が確認された。6日に国後島で見つかった女性遺体の身元はまだ特定されていない。
…
この記事は有料記事です。
残り395文字(全文713文字)
時系列で見る
-
悲劇、心に重くのしかかる /北海道
38日前 -
識者に聞く/2 出航判断、立件の焦点に 海事補佐人・山本剛也弁護士 /北海道
38日前 -
「知床岬へ」母子はカズワンに乗り換えた 証言でたどる観光船事故
38日前 -
複雑な風・潮、捜索阻む 「まるで床の粒探すよう」 観光船事故
38日前図解あり -
観光船社長、説明会から消えた 資料なし・無回答…嘆く乗客家族
38日前深掘り -
乗客知人、消えぬ喪失感 「納得して乗ったのか」知床観光船事故
38日前深掘り -
欠けていた「確実なチェック」 知床観光船事故 監査・検査の穴
38日前深掘り -
知床・観光船事故 家族に寄り添い続ける 斜里町職員、200人総出で /北海道
39日前 -
船の安全対策「地域ルール」実現できるか 現行は全国一律基準
39日前 -
国後島の遺体 もう1人はまだ身分特定されず 知床観光船事故
40日前 -
国後島で発見 2人目遺体は不明の甲板員か 近くに日本の身分証
40日前 -
「家族の痛みに寄り添う」斜里町職員の思い 知床観光船事故
40日前 -
知床観光船事故 船体引き揚げ作業開始 民間業者の潜水士、水中へ
40日前 -
「かけがえのない人」 /北海道
40日前 -
識者に聞く/1 国のチェック、緩すぎる 神戸大大学院・若林伸和教授 /北海道
40日前 -
カズワン、22日に網走港沖合へ 23日にも海中から引き揚げ
40日前 -
国後島に漂着の遺体、ポケットから行方不明者と同姓同名のカード
40日前 -
国交省、検討委で監査などの改善案を提示 知床観光船の事故受け
40日前 -
沈没の「カズワン」船体、21日から引き揚げ作業へ 知床半島沖
40日前