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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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船の安全対策「地域ルール」実現できるか 現行は全国一律基準

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漁船とともに行方不明者の捜索に向かう観光船(手前)=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年4月25日午前5時58分、貝塚太一撮影
漁船とともに行方不明者の捜索に向かう観光船(手前)=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年4月25日午前5時58分、貝塚太一撮影

 北海道の知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故は、23日で発生から1カ月となる。事故を受け、地域の事情に応じた安全対策のルールを求める声が上がっている。有識者による国土交通省の事故対策検討委員会でも、全国一律の基準になっている救命器具の整備や、乗員の技量などが論点として上がった。ただ、「地域ルール」実現の可能性や、その効果がどれぐらいあるのか、議論の中で見えてくるのだろうか。事業者側も推移を見守っている。

 「寒冷地の事業者に対する安全対策の厳格化の流れは避けられないかもしれない」。岩手県田野畑村で北山崎断崖クルーズを手がける「陸中たのはた」の正路隆弘船長はため息をつく。

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【知床観光船事故】

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