- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故を巡り、地元の斜里町役場では4月23日の事故発生以降、町を挙げて対応に当たってきた。約200人の職員が総出で、行方不明者の家族のケアや献花台の管理などを担ってきた町役場。乗客乗員計26人のうち12人の行方が分からない中、家族の不安と悲しみに寄り添い続けている。【飯田憲】
「思いが込められたお花なので、丁寧に扱わないと」。5月18日午後、カズワンの事故の後、遺体安置所となった体育館の献花台で、斜里町職員が花の手入れや供え物の整理を続けていた。安置所は犠牲者14人全員の遺体が家族の元に戻ったのを機に、2日に閉鎖したが、今も献花に訪れる人が絶えない。
この記事は有料記事です。
残り733文字(全文1039文字)
時系列で見る
-
船体つり上げへ、ダイバーの降下始まる 知床観光船事故
44日前 -
観光船事故 乗客家族に寄り添う 道弁連などが無料相談会 /北海道
44日前 -
悲劇、心に重くのしかかる /北海道
44日前 -
識者に聞く/2 出航判断、立件の焦点に 海事補佐人・山本剛也弁護士 /北海道
44日前 -
「知床岬へ」母子はカズワンに乗り換えた 証言でたどる観光船事故
45日前 -
複雑な風・潮、捜索阻む 「まるで床の粒探すよう」 観光船事故
45日前図解あり -
観光船社長、説明会から消えた 資料なし・無回答…嘆く乗客家族
45日前深掘り -
乗客知人、消えぬ喪失感 「納得して乗ったのか」知床観光船事故
45日前深掘り -
欠けていた「確実なチェック」 知床観光船事故 監査・検査の穴
45日前深掘り -
知床・観光船事故 家族に寄り添い続ける 斜里町職員、200人総出で /北海道
45日前 -
船の安全対策「地域ルール」実現できるか 現行は全国一律基準
46日前 -
国後島の遺体 もう1人はまだ身分特定されず 知床観光船事故
46日前 -
国後島で発見 2人目遺体は不明の甲板員か 近くに日本の身分証
46日前 -
「家族の痛みに寄り添う」斜里町職員の思い 知床観光船事故
46日前 -
知床観光船事故 船体引き揚げ作業開始 民間業者の潜水士、水中へ
46日前 -
「かけがえのない人」 /北海道
46日前 -
識者に聞く/1 国のチェック、緩すぎる 神戸大大学院・若林伸和教授 /北海道
46日前 -
カズワン、22日に網走港沖合へ 23日にも海中から引き揚げ
47日前 -
国後島に漂着の遺体、ポケットから行方不明者と同姓同名のカード
47日前