加西市、昨年出生率「0.91」 初の「1.0」割り込み 少子化「待った!」あの手この手 /兵庫

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テレワークコーナーも備えてオープンした屋内遊戯施設「アスも」=兵庫県加西市北条町で2022年4月25日午前10時56分、阿部浩之撮影
テレワークコーナーも備えてオープンした屋内遊戯施設「アスも」=兵庫県加西市北条町で2022年4月25日午前10時56分、阿部浩之撮影

県内初 給食、保育、医療費を無償化 若者に選ばれる街に

 加西市の2021年合計特殊出生率が0・91まで低下し、衝撃が走っている。1人の女性が一生に生む子どもの数に当たる市の出生率が1・0を割り込むのは初めてで、西村和平市長は「深刻さを通り越してノックアウトに等しい」と受け止める。若者に選ばれる街にするため、市は保育料や医療費など「子育て五つの無償化」を目玉に施策の大胆な方針転換を図った。【阿部浩之】

 国勢調査に基づく県内の20年出生率は加東市の1・72がトップで、2位が朝来と南あわじ両市、3位が豊岡市だった。逆にワースト1位は上郡町の0・92で、市川町と三田市が次いだ。同8位だった加西市は、21年の市の独自集計で0・91まで落ち込んだ。市の出生率は増減しながら横ばい状態だったが、対前年比の低下幅が20年は0・11、21年は0・26と拡大。15~49歳の女性人口も5年前より1200人近く減った…

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