東京スカイツリー開業10周年 次の目標は「常に面白いシンボルに」

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東武タワースカイツリー観光営業部課長の森本洋正さん=東京都墨田区で、幾島健太郎撮影
東武タワースカイツリー観光営業部課長の森本洋正さん=東京都墨田区で、幾島健太郎撮影

 東京スカイツリー(東京路墨田区押上1)は22日で開業10周年を迎える。多くの観光客を呼び込み、今では「全国区」の存在感を放つまでになった。運営会社「東武タワースカイツリー」の観光営業部課長の森本洋正さん(49)に、これまでの集客の取り組みや課題、今後の展望などを聞いた。【聞き手・千脇康平】

 ――この10年、運営会社としてどんな点を意識して営業してきましたか。

 ◆お客様のニーズをしっかり捉え、そのための施策を作って提供していくという「トライ・アンド・エラー」を常に意識してきました。開業時は年間来場者数が500万~600万人台と多かったので、どう安全に入場してもらうかというフェーズだった。今は、いかにして「点」(スカイツリー)から「面」(地域)に広げて集客をしていくかがポイントだと思います。

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