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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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複雑な風・潮、捜索阻む 「まるで床の粒探すよう」 観光船事故

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観光船「カズワン」の沈没場所と周辺海域
観光船「カズワン」の沈没場所と周辺海域

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故では、海上保安庁などによる現場周辺での捜索が続く。また、水深約120メートルの海底に沈む船体の引き揚げに向けた作業も始まった。事故原因の調査が進む一方で、亡くなった人や行方の分からない人たちの関係者は事故発生から1カ月となる今もなお、悲しみや不安の中にいる。

   ◇

 乗客乗員のうち12人は今も行方不明のままとなっている。乗客と確認された遺体の発見は今のところ、4月28日が最後だ。専門家は、知床半島周辺での風向きの変化や、複雑な潮流が捜索を難航させていると指摘する。

 一般社団法人「水難学会」理事の犬飼直之・長岡技術科学大准教授は、海に転落した乗客らの流され方には、風向きが大きく影響したとする。事故直後、知床半島沖は北海道の陸地に向けて吹く北風の時間帯が…

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【知床観光船事故】

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