チバニアン、世界が認めた証し 銘板「ゴールデンスパイク」設置

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地層に設置されたゴールデンスパイクを見学する小出譲治市長(右)や岡田誠・茨城大教授(手前)ら=千葉県市原市で2022年5月21日、浅見茂晴撮影
地層に設置されたゴールデンスパイクを見学する小出譲治市長(右)や岡田誠・茨城大教授(手前)ら=千葉県市原市で2022年5月21日、浅見茂晴撮影

 日本の地名が初めて地質時代の名称に用いられ、「チバニアン(千葉時代)」と命名されるきっかけとなった千葉県市原市田淵の地層に、世界標準と認定されたことを示す銘板「ゴールデンスパイク」が設置された。21日に記念式典が開かれ、関係者にお披露目された。

 この地層は「千葉セクション」と呼ばれ、約77万年前に地球のN極とS極が最後に逆転した痕跡が残っている。国際地質科学連合(IUGS)は2020年、磁場が反転する前の時代「カラブリアン」との境目が最も観察しやすい場所として「国際標準模式地」(GSSP)に認定。このことがきっかけとなり、77万4000年~12万9000年前の「新生代第四紀中期更新世」は「チバニアン」と命名された。

 GSSPには、慣例でゴールデンスパイクが設置される。千葉セクションには、市原市に工場がある「不二サッシ」(川崎市)が製作した円形のプレートが取り付けられた。直径20センチ、厚さ5センチの真ちゅう製で、「Chibanian GSSP 2020 JAPAN Ichihara City」と刻印されている。プレートは市原市役所と現地のガイダンス施設「チバニアンビジターセンター」にも展示される。

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