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小倉百人一首競技かるた発祥の地とされる東京都文京区で22日、男女のトップ選手が対戦するドリームマッチが開かれた。名人の川瀬将義六段(27)がクイーンの山添百合八段(31)にわずか1枚差で勝利。観戦した人たちは息をのんで熱戦を見守った。
区によると、明治時代、同区本郷にキャンパスを構える東京帝国大学(現東京大)の学生が初めてかるた競技の会を作ったことから、同区は競技かるた発祥の地と言われている。イベントは区が競技かるたの魅力を伝えようと、初開催した。
川瀬六段と山添八段はこの日が初対戦。静寂な空気の中、読み手が上の句を読み始めると同時に勢いよく手が伸び、会場には畳をたたく音が響いた。対決は激しい競り合いになり、僅差で川瀬六段が制した。
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