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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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港のレンタカーに旅行ガイド 悲劇、心に重く 知床観光船事故

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遺体安置所となっている施設では、日が落ちても関係者の出入りが絶えなかった=北海道斜里町で2022年4月25日午後6時39分、貝塚太一撮影
遺体安置所となっている施設では、日が落ちても関係者の出入りが絶えなかった=北海道斜里町で2022年4月25日午後6時39分、貝塚太一撮影

 「今夜、知床に行ってほしい」。北海道報道部(札幌市)から電話が入ったのは4月23日午後7時前だった。知床半島沖を航行していた観光船が消息を絶ち、乗員乗客の安否は不明。午後11時過ぎ、同僚と会社の車両に乗り込み、約400キロ離れた斜里町ウトロ漁港に向けて出発した。

 車中、「無事でいてほしい」と願ったが、スマートフォンの画面から伝わるニュースは最悪の事態を想起せざるを得なかった。眠ることができず、車窓の外に広がる暗闇を見つめ続けていた。

 24日午前5時過ぎに到着。漁港の周辺を歩くと、レンタカーとおぼしき車が何台か止まっていた。座席に飲みかけのペットボトルや旅行のガイドブックが残されている。観光船の乗客の車だったのだろうか。

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【知床観光船事故】

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