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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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斜里町長「1カ月は区切りではない」 知床観光船事故、観光に打撃も

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観光船「KAZU I(カズワン)」=知床遊覧船のウェブサイトから
観光船「KAZU I(カズワン)」=知床遊覧船のウェブサイトから

 北海道・知床半島沖での観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」の沈没事故から1カ月。地元の北海道斜里町では23日、カズワンが拠点としたウトロ漁港や町が体育館に設けた献花台に人々が訪れ、亡くなった14人を悼んだ。事故では、乗客乗員計26人のうち今も12人の行方がわかっていない。

 献花台にはこれまで800を超える花束が寄せられ、23日も献花に訪れる人が続いた。北見市から妻と訪れた自営業の柴山杲(あきら)さん(75)は「ウトロへはよく釣りにいくので、今も信じられない気持ち。行方不明者が早く見つかってほしい、という一心で花を手向けた」。中標津町の酪農業、太田公一さん(58)は「将来がある人たちが犠牲になった。悲惨な事故が二度と起きないように祈った」という。

 中山展宏・副国土交通相と斜里町の馬場隆町長も献花した。中山氏は不明者の捜索に全力を挙げることを改めて強調し「再発防止に向け、不退転の覚悟で進めていく」と述べた。馬場町長は「1カ月は区切りではない。町として、家族に寄り添い、事故と向き合い続けたい」と語った。

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【知床観光船事故】

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