- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

昨夏に開催された東京オリンピックの公式記録映画の完成披露試写会が23日、東京都内であり、総監督を務めた河瀬直美さんが上映前の舞台あいさつで「(撮影開始から)3年弱、他の映画のことは考えなかった。自分の人生にかけがえのない時間だった」と話した。
映画は選手を中心とした「サイドA」、大会を支えた関係者やボランティア、医療従事者らを描いた「サイドB」の2部作。この日は6月3日から国内で公開される「サイドA」が披露され、大会組織委員会の橋本聖子会長や森喜朗前会長らが出席した。
「サイドA」は新型コロナウイルスの感染拡大で大会が1年延期され、葛藤する選手たちの心情を描いた。コロナ下で思うように練習ができない金メダル候補の選手らを撮ってきた河瀬さんは「心の平穏を保ち、熱量を持ち続けた。競技の強さだけでなく人間性に感動した」と語った。
この記事は有料記事です。
残り257文字(全文623文字)