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「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦さん 35周年秘話/下 テーマは「人間讃歌」

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執筆前の準備体操を披露する荒木飛呂彦さん。キャラクターの「岸辺露伴」も作中で行う=いずれも梅村直承撮影
執筆前の準備体操を披露する荒木飛呂彦さん。キャラクターの「岸辺露伴」も作中で行う=いずれも梅村直承撮影

「シリーズずっと描き続けたい」

 昭和から平成、令和に至る連載で、読者層も親子ほど違うのに、世代間ギャップもなく支持されるマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」。若き日にマンガ家を志した荒木飛呂彦さん(61)には、仙台の生家との深い結びつきがあった。下編では、荒木さんの意外な素顔や、作品に込めたテーマ、還暦を超えた「今」の思いに迫る。

 「ウチの父はね、公務員だったんですけど、必ず午後6時には帰ってきたんです。趣味人で家庭人。釣りをして、鉄砲でキジを撃って、自分で料理も振る舞った。木をくりぬいてオモチャのボートも作るし、画集もいっぱい持ってた」

 なぜマンガ家に?と聞くと、荒木さんは仙台市で暮らした子供時代を振り返った。「父の影響が大きかったかもしれない。好きなことをする環境で、小さい頃からマンガを描いてました。温泉に行くと、昔は必ず売店にマンガが置いてあって、祖父が買ってくれましたしね」

 デビューに淡い夢を抱いて投稿を続けた荒木少年。だが、ある日、雷に打たれるようなショックを受ける。…

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