特集

アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

特集一覧

タリバンの「顔を覆う命令」を拒否 女性司会者「闘い続ける」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
報道番組で顔を覆わずニュース原稿を読むロマ・アディルさん=アフガニスタン・カブールで22日(本人提供・共同)
報道番組で顔を覆わずニュース原稿を読むロマ・アディルさん=アフガニスタン・カブールで22日(本人提供・共同)

 アフガニスタンのテレビ局「カブール・ニュース」の報道番組の女性司会者が、出演中に目の部分以外の顔を布で覆うよう命じたイスラム主義組織タリバン暫定政権に抵抗し、覆わずにニュースを伝え続けている。タリバン独自のイスラム法解釈で女性抑圧を強めていると批判し、「カメラの前で闘い続ける」と語る。

 この司会者はロマ・アディルさん(26)。暫定政権は7日、女性は公共の場で顔を覆うよう命令した。19日には各テレビ局へ女性司会者に従わせるよう指導したが、アディルさんは取材に「イスラムの教えやアフガンの慣習ではなく、従う理由がない」と指摘した。

 他のテレビ局の司会者も当初は拒否していたが、暫定政権が再び指導し、22日から義務付けると強調。AP通信によると同日、民放トロテレビなど各局の司会者のほとんどが顔を覆って出演した。

 スカーフを頭に巻いただけのアディルさんは23日、番組内でタリバン関係者と対談。顔を覆っていないことをとがめられ「このまま従わなければ政府として対処することになる」と警告された。

 …

この記事は有料記事です。

残り242文字(全文688文字)

【アフガン政権崩壊】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集