信長ゆかりの久昌寺、やっぱり保存断念 地元市長「費用は億単位」

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市長が保存に意欲を示した久昌寺本堂=愛知県江南市田代町で2022年5月19日午後2時18分、川瀬慎一朗撮影
市長が保存に意欲を示した久昌寺本堂=愛知県江南市田代町で2022年5月19日午後2時18分、川瀬慎一朗撮影

 解体工事が一時中断している戦国武将・織田信長の側室、吉乃(きつの)の墓がある久昌寺(きゅうしょうじ)(愛知県江南市)について、市は24日、全ての建物の保存を断念すると、市議会の全会派合同説明会で報告した。沢田和延市長は本堂の保存に意欲を示していたが、財政負担に対する懸念などから断念した。一部古材の活用は検討する。

 吉乃は地元有力者だった4代生駒家当主家長の妹で、信長最愛の女性とされる。市は断念の理由として、公共施設の解体・統廃合を進める中で寺の維持管理は財政面から難しい▽市内の建造物文化財で市所有の例はない――ことなどを挙げた。

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