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未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、川勝平太知事は25日、定例記者会見で、リニアのルート決定について「極めて重大な疑義がある」と語った。また、JR東海が大井川上流に置き場を設ける予定のトンネル掘削による発生残土に関して、7月1日から施行する県の盛り土規制条例の対象になると見解を示した。
ルート決定の経緯について、川勝知事は巨摩山地(山梨県)を通過するルートが地質の脆弱(ぜいじゃく)性や高圧の湧水(ゆうすい)発生の恐れで回避された一方で、南アルプスは地質のもろさや高圧で大量の湧水発生の恐れが考慮されていないと主張。「南アルプスルートがなぜ選ばれたのか。深刻な問題ととらえている」とした。
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