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北朝鮮幹部の死因はコロナ? 死者数「66人」に住民から疑問の声

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北朝鮮で製作された新型コロナウイルス感染症の防疫対策を呼び掛けるポスター。「防疫大戦で党中央の別動隊の威容を!」と書かれている=2022年5月23日、朝鮮中央通信・朝鮮通信
北朝鮮で製作された新型コロナウイルス感染症の防疫対策を呼び掛けるポスター。「防疫大戦で党中央の別動隊の威容を!」と書かれている=2022年5月23日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 北朝鮮に新型コロナウイルスが広がって以降、北朝鮮国内と電話で連絡を取った貿易関係者らの証言で、北朝鮮の公式報道よりもはるかに深刻だとみられる実態が徐々に明らかになっている。検査態勢が整っていないためコロナかどうかは不明なまま発熱による死者が相次いでいるほか、感染拡大を抑え込むために市場なども封鎖され、「どうやって食べていけばいいのか」と住民からは悲鳴が上がっているという。

発熱者回復数は宣伝用?

 20日前後に北朝鮮北部の住民と連絡を取った関係者によると、この住民は「栄養不足で弱ったお年寄りや子どもたちが発熱し、次々に亡くなっている。近所でも死者が増え、当局者が消毒をしたうえで遺体を運び去った」と語った。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、発熱患者が20日夕までの1日で新たに約21万9000人確認され、28万1350人が回復、1人が死亡したと伝えた。4月末からの発熱患者の累計は人口(約2600万人)の1割弱となる246万人を超え、死者は計66人と公表している。そのうえで「新型コロナウイルスの拡散状況は安定的に抑止、管理されている」との指導部の見方も伝えている。

 しかし、北朝鮮住民と連絡を取った関係者は、「コロナと断定できないとはいえ、各地で相次ぐ死者の数は66人程度ではないはずだ」と語った。

 北朝鮮当局が発熱患者の発生、回復状況を細かく公表しているのは、…

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