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「真面目でいいやつを戦士に」 東芝ラグビー復活の背景 リーグワン

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トライを決めるBL東京の小川高広(右)=東大阪市花園ラグビー場で2022年5月21日、久保玲撮影
トライを決めるBL東京の小川高広(右)=東大阪市花園ラグビー場で2022年5月21日、久保玲撮影

 痛くてキツいことをいとわず、泥臭く体を当てる「東芝ラグビー」らしさが戻ってきた。トップリーグ(TL)から衣替えした新リーグ「リーグワン」の初年度に、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が躍進し、上位4チームで争うプレーオフトーナメントに進出。28日の3位決定戦ではクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)に挑む。ブレることのない強化方針とチームの文化が実り、一時の不振からようやく脱した。

チームのために全力を 合言葉は「K9」

 試合終了の瞬間、死力を尽くしたBL東京の選手たちはピッチに膝をついた。21日、東大阪市花園ラグビー場でのプレーオフ準決勝。同じ東京都府中市を拠点とするライバル、東京サントリーサンゴリアス(東京SG)に24―30で屈した。

 前半は同点で折り返し、後半5分に主将のスクラムハーフ(SH)小川高広のトライでリードを奪った。セットプレーでミスが続いた終盤に逆転を許したが、体の強さを前面に出し、ひたむきに戦う「東芝ラグビー」の再興を感じさせた。大黒柱の一人、日本代表FWリーチ・マイケルは「まだ若いチーム。学んだことはたくさんあった」と熱戦を振り返り、言葉を続けた。「東芝の復活が少しずつ見えてきている」

 薫田真広…

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