消えたロシア産木材 ウクライナ侵攻で価格高騰

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三井ホームが提供する木造マンション「モクシオン稲城」=同社提供
三井ホームが提供する木造マンション「モクシオン稲城」=同社提供

 最近、木材価格が高騰している。ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに、森林大国ロシアの木材が姿を消したためだ。なぜロシア材はなくなったのか。それは、日本にどのような影響を及ぼすのだろうか。

 「ロシア材の入荷が見込めなくなることで、(木材調達は)これから厳しくなっていく。調達先を多様化しているが、(住宅の)価格に転嫁していかざるを得ない」。住宅メーカー大手・住友不動産の尾台賀幸副社長は5月12日、2022年3月期決算の記者会見で厳しい表情を浮かべた。

 寒冷地で育ったロシア産の木材は木目が詰まっていて強度が高く、屋根などに使われる垂木や、薄い板(単板)を重ねて貼り合わせた合板の表面板などとして重用される。住宅向け木材を販売するウッドリンク(富山県)によると、ロシア材を使った合板は住宅の壁や床の下地として多く使用されている。

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