曲げわっぱ、もっと使いやすく 女性職人初の工房、秋田で開業

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念願の独立を果たし、張り切る大館曲げわっぱ職人の仲澤恵梨さん=秋田県大館市の工房で2022年5月23日、田村彦志撮影
念願の独立を果たし、張り切る大館曲げわっぱ職人の仲澤恵梨さん=秋田県大館市の工房で2022年5月23日、田村彦志撮影

 ♪能代しゅんけい 檜山納豆 大館曲げ輪ッパ――。

 秋田県民謡「秋田音頭」の歌詞として登場する天然秋田杉が素材の「大館曲げわっぱ」。その女性職人で、伝統工芸士の仲澤恵梨さん(39)=秋田県大館市二井田=が独り立ちし、工房を開業した。大館曲げわっぱ職人の女性が独立するのは初めて。「より親しみやすい工芸品を」と、女性の視点を生かした製品づくりに取り組んでいきたいと意気込んでいる。【田村彦志】

 工房の名称は「曲げわっぱ工房 E08(いーわっぱ)」。名前のイニシャルに、製品をアピールしたい思いを込めた。20畳ほどの広さの工房には、曲げわっぱ加工機器10台が作業工程に合わせて配置され、製品販売、ワークショップの開催もできるよう設計した。結婚で姓が「滝沢」に変わったが、難関の伝統工芸士に認定されたのが旧姓の時だったことや、開業に向けて敷地の提供など支援してくれた両親への感謝の気持ちを込め、旧…

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